ジェノグラム(心理的家系図)で親戚・家族関係を考える!!

私の先祖調べのきっかけは、ジェノグラムという、心理的家系図です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
三年ぐらい前に、子供が家族心理学の授業で、ジェノグラム(心理的家系図)というものを教わってきました。各家族間の関係を、親和的か、反駁的か、無関心・没交渉かなどを書き込みます。祖父母までですね! それ以上は不明ですし。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
というところで、祖父母までを書いて、以前は家族の関係をざっと見たところで終わっていました。

先祖調べをして、
戸籍を取得することにより、曾祖父母、高祖父母までが明らかになり、さらに生活パターンが見えてきて、それが世代間伝達されていることが分かってきました。
父方のいとこに、父の兄弟関係の情報もいただくことができ、主観的だと思っていたことも、他人の意見で客観視でき、俯瞰的に見えてきたような気がします。

父方祖父の系統を辿ると、高祖父、曾祖父、祖父と三代続いて、40歳前後で亡くなり、妻が80歳以上まで生きて、子どもはいずれも5人以上という同じパターンでした。
そこで、長男が家計を支え、後に妻は息子の世話にならなければならない!ということですが、嫁姑問題勃発、それで複数の子どものところを転々とするというパターンです。前の世代をモデリングします。
そのシステム内に入っていた我が母は前の世代をモデリングしようと、自分が未亡人になってから、息子の世話にならなければならない!でゴリ押ししましたが、嫁さんに拒絶されて、早い段階で弟夫婦とは断絶、最後は母の妹夫婦の世話になりました。子どもが私と弟だけだったから、渡り歩くことはムリだったわけです!! 

家系調べをしたら、その関係性まで見ていくと面白いし、問題点を見つけ出し、自分は前の世代を断ち切って、よりよい方向に持っていく!というふうに活用できると思います。

家系図をフル活用すると、先祖調べも先祖供養のみならず、実生活に大いに生かせます。

まだまだ日本では、ジェノグラム(心理的家系図)は普及していないようで、著作物も少ないですが、これからの分野ですので、是非ご注目を!!

入門編。ちびまるこちゃん、コボちゃんのジェノグラム、また お家騒動(大塚家具と思われる)の人間関係性が興味を引きます!!


こちらは、翻訳書ですが、読みやすいです。色々な家庭が出てきて、さながらワイドショーを見ている感じです。芸能人は結婚、離婚を繰り返すから、子どもは大変ですわ!!



※家系図からお悩み解決ということで、カ〇トへの誘導があるようなので、そこだけはご注意を!!
安全、安心な家系調べをいたしましょう!!

(2020年4月5日)