姓氏のバイブル:姓氏家系大辞典へ至る道!(by 太田亮)(2) 雑誌:系譜と傳記

前回の、姓氏家系辞書から姓氏家系大辞典への道を、もう少し詳しく!!

姓氏家系大辞典は、太田亮主宰の系譜学会所属の会員から情報を募った集大成です。そこで出していた雑誌は、系譜と傳記(のちに国史と系譜に改名)といいます。
姓氏家系大辞典には、系図が載っていたりしますが、なかなか解読して起こすのが大変だったりします。そのようなモノは、出典元の系譜と傳記を探してみるとバッチリですので。見てみることをオススメいたします。

↓創刊号表紙↓

↓第二号~の表紙↓
そして大正9年に出た姓氏家系辞書の宣伝

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姓氏家系辞書(大正9年)
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系譜学会(太田亮 主幹)で、会員から家系の情報を募る!!
大正10年3月~昭和2年1月? 系譜と傳記(三か月に一回発行:26号まで)
 ※紋章学の大家:沼田頼輔、神祇史の大家:宮地直一 の連載。会員からの投稿。
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立命館大学出版部に移管 月刊:第27号 復興号(昭和2年2月)~30号(昭和2年6月)
(系譜学会会長:立命館長・貴族院議員 中川小十郎  主幹:太田亮)
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昭和2年8月~昭和3年9月 国史と系譜(月刊・14号まで)
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姓氏家系大辞典(昭和17年~19年)
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●雑誌を発行している間、日本国誌資料叢書を編纂販売中でしたが、それは頓挫!! そして姓氏家系大辞典 一本へと力がそそがれていったようです。

●系譜学会は会員がいても、会費の未納が多く資金難が、編集後記でつぶやかれ、やがて立命館大学出版部に移管されます!!立て直し!(会費ちゃんと払ってね!!(爆))

●系譜と傳記、国史と系譜には、会員から苗字や系図の情報が寄せられ、それが姓氏家系大辞典に転載されています。
なので、自分に関わる情報があればラッキー!といった感じです!!